かざらないひと
「私のものさし」で私らしく生きるヒント
月と文社 編
「自分をどう魅せる?」から
自由に見える
あのひとが考えていること
フリーアナウンサー・赤江珠緒、
家政婦&料理人・タサン志麻、
産婦人科医・高尾美穂、
フリーアナウンサー・堀井美香、
「北欧、暮らしの道具店」店長・佐藤友子。
絶大な支持を集める「かざらない」たたずまいを持つ彼女たちの人生の軌跡を振り返り、その時々の「思い」に焦点を当てながら、何を大事にして生きてきたのかを紐解く濃厚インタビュー集。
他人のものさしに左右されず、でも世の中とうまく折り合いをつけながら、自分のものさしを持って生きている。そんなふうに見える彼女たちには、どんな思考と行動の蓄積があったのか。
その等身大の言葉の数々のなかに、あなた自身が大切にしていること、大切にしたいと思っていることと共鳴する何かがきっと見つかるはずです。
<本文より>
たぶん私、カツオっぽいんですよね。――赤江珠緒
馬鹿にされても別にいいや、私は楽しいことやってるんだもん、みたいにずっと思っていますね。――タサン志麻
そこに同年代の女子がいれば当たり前に楽しく過ごすでしょ、という感覚で看護師さんたちに接してきました。――高尾美穂
自分そのものをそんなに大した人間じゃないと思っているのがベースにあるんでしょうね。そうすると、他の人の行動とか言葉も受け入れられる。――堀井美香
「かざらないひと」っていうタイトルの本に出ちゃっていいのかな、私、かざってるんで…。――佐藤友子
<目次>
「面白さ」を大事にするひと・・・赤江珠緒
モヤモヤを行ったり来たりする/山をぐるっと回って考えたい/「物語」から人間心理を学ぶ/「心がタフ」で続いてきた/女性という意識はなかったけれど/100%をめぐる葛藤/まだまだ自分に飽きてない
「納得」を大事にするひと・・・タサン志麻
自分の思いをうまく言葉にできなかった/不器用だからこそ誰よりも努力した/心が動く就職先を探し続けた/「なんか違う」をごまかしきれなかった/「家政婦」がいつでも戻れる場所に/私を変えた夫のロマンと田舎の暮らし/思いがあればレシピ以上のものができる
「意志」を大事にするひと・・・高尾美穂
自分は「凡人」だと感じたから/嫌がらせする人を達観して見ていた/好きなものは高校時代から変わらない/気づけば「人たらし」と言われていた/「あなたのいいところを私は知ってるよ」/すべてのことは自分で選べる/私たちは助け合って生きていく
「普通」を大事にするひと・・・堀井美香
人に見つからないように全力疾走/「東京の普通」に負い目を感じて/嫉妬しない、口出ししない夫婦関係/人をあまり敵と思わない/メインではない場所が落ち着く/普通の人の本物の言葉を届けたい/自分を身軽にしていくのが心地いい
「気持ち」を大事にするひと・・・佐藤友子
10代で自分をリセットした/「本当の自分」はノートのなかに/自分を広げていくことが心地いい/私のなかの、うるさい友子/「働く主婦」である私/「ひとりの星」を持っている人が好き/停滞している自分とも向き合いたい
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<本書の概要>
編集:月と文社
写真:蝦名まゆこ
装丁:鈴木千佳子
定価:2420円(本体2200円+税)
仕様:A5判・並製
頁数:256ページ
発売日:2024年2月15日
※電子書籍版も同時発売
ISBN:978-4-911191-01-9
流通委託先:トランスビュー
<書店様向けご注文ページ>
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